古来からのぼり端は戦国時代の合戦の際に
陣営の旗として使われ、何が何と戦い
勝った方が負けた方のを貰い受けることによって
勝ちどきを上げるために使われてきたのです。
それから時代を経て戦争の道具として
使われてきたのぼり旗は、形を変え、
宣伝するという目的はそのままに
祭りや商品を売るお店の前に飾られることで
客を呼び込む役割を担うことになったのです。
しかし現在では新聞や色彩が様々な広告となり、
そして情報端末の普及と共に広まった
インターネットの普及によって、一部しか
宣伝できないのぼり旗ではなく、多方面での
宣伝できるこれらの手法に取って代わられたと
言えます。
しかし取って代わられた現在においても祭りや店舗では
いまだのぼり旗をつけているところが多いです。
なぜいまだに取って代わられた宣伝法を使うのか、
それには一つメリットがあるためです。
そのメリットというのがブランディング効果と呼ばれる物が
関係してます。
ブランディング効果とは他とは区別して選ばれる方法を意味し、
この効果をうまく利用すると他店に行ってしまうお客を
こちら側に呼ぶ込むメリットがあります。
なぜのぼり旗にブランディング効果があるのかというと、
のぼり旗は先に言ったとおりに現在主流の宣伝方法と違って
目撃した人にしか広告能力はないです。
しかし言葉の意味を変えれば目撃した人に対して効果を
発揮するということは、その人がのぼり旗を見て興味を持てば
来てくれる可能性があることを意味します。
そして宣伝能力の高い新聞や広告しそしてネットは確かに
便利ですが、自身が売りたい商品は自身だけが売っている
わけではなく、様々なお店も売っているため同じような
商品があると情報の力が拡散してしまいます。
そこで自社独自ののぼり旗を作ることによって目撃した人が
一番わかりやすい形で伝わるので、同じような商品があっても
他とは区別して選ばれるメリットがあるのです。