宣伝に使ったり、神社に奉納するために使われる色鮮やかなのぼり旗ですが、
その印刷方法はいくつかの種類があります。
そのなかでお勧めなのが、シルクスクリーンと呼ばれる方法です。
シルクスクリーンとはいわゆる版画の手法に近いもので、版木の代わりに
メッシュ素材の布に印刷して、さらには薬品で加工した専用のスクリーンを製作します。
具体的には、例えばパソコンなどに取り込んだり、手描きの図案を元にメッシュ素材の布に転写をします。
薬剤を塗って加工することで、インクが通る部分と通らない部分とに分けられます。
それを、専用の枠に貼り付けて固定します。
その上で塗りたいものにセットしてから、上からインクを塗り付けていく方法のことを指します。
好きな色を重ねていくことができるのも、この手法の特徴です。
長所は、一度オリジナルの物を作製すると何枚か同じのぼり旗がプリントできることや、
インクを直接塗り付けるので鮮やかな色が出ることです。
さらに、細かい図柄も使うことが可能なので、繊細なイラストや図柄、
さらには文字などをプリントすることができます。
布にオリジナルの図柄を印刷する方法としては、基本的なももの一つと言えるでしょう。
もっとも大きなメリットは、コストの面で安くつくという点です。
特に、印刷するのぼり旗の数が少ない場合はお勧めの方法です。
なぜなら一度、元になるデザインを作っておくと、手早く印刷することができるからです。
最もコストがかかるのは最初に作る版代で、ロッドの枚数が増えれば増えるほどお得になるという計算です。
そのため、幾つか多くのぼり旗を作製する予定の方には、こちらの方法をお勧めしています。
のぼり旗ネットでは、まず注文がきたら依頼者様と話し合いながら全体のデザインを決めて、
パソコンにデザインを取り込んでいきます。
次に、転写するための専用の生地に印刷て枠に固定します。
のぼり旗に枠を並べて、ひとつづつ場所を確認しながら全体を塗っていきます。
のぼり旗ネットでは布に転写できるなら、手描きやパソコンで描かれたものの
どちらでも対応することができます。
他方でインクジェットを使用するものよりもやや時間がかかり、のぼり旗ネットでは
最短でも8日間が必要です。
必要な時に確実に手に入れておきたいなら、あらかじめ納期の予定を
しっかりと聞いておいて、いつまでに注文すれば間に合うのかチェックしておきましょう。
また、周囲の人とも話し合って置いてください。